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少年少女の詩
Poems of Kimura Nobuko
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プロフィール
MESSAGE
・靴
・わたしは
靴
よく知っている小さな森なはずなのに
入っても入っても尽きない
こんなはずないのに
だんだん怖くなってきても
それでも もっと奥へ入っていくと
木の陰からもりねえさんが出て来て
太郎も来ているよという
太郎さんも出て来て
おれ今まだ靴持ってないけど
靴が手に入ったら嫁にしてやるからと言う
もりねえさんが
靴なんかなくたっていいじゃないの
誰もいつも裸足なんだし
わたしは
太郎さんの嫁になりたかったのだろうか
よく知っている小さな森なはずなのに
入っても入っても
どこまでも尽きない
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わたしは
るらかに乗って
るらか村へ行った
らるか川のらるか橋を渡って
るらるら行くと
あっ!るらちゃんだぁという声がする
るらるらるらるら行くと
るらちゃん来たのかあと言っている
るらるらるらるら
わたしはうれしそうに返事する
そして
わたしは
この村で
るらちゃんとして
暮らしはじめるのだろう
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「靴」 2013.2.8 / 「わたしは」 2013.3.23
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靴・わたしは
異途行・砂漠を・愛・雑草
行方不明
道草・不幸・だいこん
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Envision
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