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Poems of Kimura Nobuko
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くじらになって/泣いている /2012年4月14日
くじらになって
泣きすぎて
自分のなみだの中へ落ちてしまった
手足をばたばたさせているうちに
涯しない海のど真ん中
わたしはくじらだ
ぐわあーんと波を切って泳ぐ
おおーきく宙がえりする
それでも海は広すぎる
海のど真ん中では
くじらも
小さなわたし
泳ぐ泳ぐ
泳いで泳いで
やっとわたしにたどりついた
もう泣きやんでいる
≪涯しない(はて)しない≫
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泣いている
なみだなみだ
みだみだぶつぶつぶつ
ぶっきらぼうは生まれつき
ぶつぶつぶつぶつ
なにあむんだあ
なにあむんだあ
みだぶつさまのなみだ拭きだあ
≪拭(ふ)き≫
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「くじらになって」 2012.3.31 / 「泣いている」 2012.3.31
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